今日は「恋は五・七・五!」です。俳句甲子園をテーマにした青春もの。ストーリー紹介は省略。
たまたまTに貸してもらったんだけど、なんで松が邦画見てんだってな笑。いやさ、前に実際の俳句甲子園をテレビで見たことがあってさ、けっこうすげーのよこれが。なんかオタクっぽい高校生たちがさ、専門用語飛び交わしながら相手の句を批評したりして、それでもオレのような素人にもかなり感動が伝わってきてさ、「へーやるなぁ若人」なんて思ったことがあってね、それが映画になったんなら、まぁ見ても損はないかなと。

まぁ、チャプターリスト見ただけで、学園ものにありがちな「ドタバタドキドキ恋心。ちょっとエッチで(そうでもないけど)、それでいて爽やか。可愛いヒロインを中心にし、低予算で済む子役ぞろぞろ」ってのは予想できてたし、そーゆーのに共感できるトシでもありませんので笑、そこは割り引いて見てみました。まぁ簡単に言えば、あんま期待せずに見たってことね。(再生速度1.5倍。ちっちゃい画面で)
さて作品ですが、まぁ序盤は普通。メンバーが集まるとこと、「俳句とは」っていう説明的な流れ。
でもね、実際の俳句甲子園の場面は結構ホンモノっぽくて良かったっすよ。「あーこんなんこんなん。こんなオタクおるわー笑」って思った。監督(荻上直子)さんも、おそらくだけど、この映画を撮る前は俳句甲子園のこと何も知らなかったんじゃないかな。だからこそ「あるある」な部分をすんなり伝えることができたのかなって。

もっとおちゃらけた感じにするのかと思い込んでただけに、この場面の真面目な(それでいて5人の個性を出した)作り方が好印象。ま、最後の方がドラマ仕立てなのは当然として。
舞台である松山市の風景や名所を作品に盛り込もうという意図が見えるんだけど、それはどーでもいかった。単なるタイアップかもな。
まぁこの映画、俳句甲子園を題材にしなくても全然成り立ってしまうという、それはどんな学園モノでもそうじゃろっていう、そのくらいわかってて見ろよっていう、ヒロインのキレイ系と脇のアニメキャラ系、どっちが好み?なんてのは中坊が盛り上がっとけっていう、いやいやだいぶぽっちゃり系のこの子もけっこう捨ててはおけないぞっていう、そんな面もありながら、意外と真面目に俳句作ってるっていう、オレん中では一応合格点の映画ではなかったかと。
最後にオレの好きな一句を。 「恋やまい 平熱見直せ 三十七」
【解説】 年齢を重ね、人生経験も豊富になってくると、ちょっとやそっとでは“オネツ”の状態にはならない。
若い頃は平熱も低く、すぐに恋わずらいになったものだ。恋愛感情に包まれる不思議な快感を忘れるな。37歳になった正岡子規が、自分に対して「意識して平熱を下げよ。37度で平熱とは何事だ」と、自戒の意味を込めて詠んだ、子規の最高傑作の一つ。 正岡子規 : 享年36歳 (←おいっ!笑)